施工の流れ

分析のために、現地で試料採取を行います。

現地で採取された建材の分析は、原則としてJIS A 1481:2014 「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」に基づき行い、アスベスト含有の有無を診断することになります。

アスベストの調査・分析結果のご報告を行い、アスベスト除去工事の方法・工事期間などについての計画を立てていきます。
疑問点や不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

また、この間に官公庁へ提出する資料の作成・提出を行います。

調査・診断結果に応じて、以下の3つの処理方法から選定します。

1. アスベスト除去処理（解体）
損傷が大きな場合などに、アスベストを完全に取り除く工法
2. アスベスト封じ込め処理（改造・補修）
除去が不可能な場合などに、アスベストに特殊薬液を吹き付け、固化させ粉塵の飛散を防ぐ工法
3. アスベスト囲い込み処理（改造・補修）
アスベストに損傷を受ける可能性がある場合などに覆う工法

施工区間内の清掃・隔離用シートなどの撤去を行い、除去したアスベストを都道県知事の許可を受けている特別管理産業廃棄物収集運搬業者・処分業者へ引き渡します。

その後、お引き渡しと完了報告書の提出を行います。